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小川 弘道; 武部 愼一; 妹尾 宗明
JAERI-Research 94-002, 12 Pages, 1994/07
未撹乱状態で採取した通気砂層試料に対して行なった放射性核種移動試験の結果から、逆解析によって粒子性Coおよび粒子性Csの存在量および反応速度定数を推定した。粒子成分量は、両核種ともに、全流入放射性核種量の数%以下であり、水流速依存性は認められなかった。粒子性Coの吸着反応速度定数は10~10(ml/g・min)程度、脱離反応速度定数は10~10(1/min)程度であり、吸脱着反応が平衡に到達した場合には、これらの値は数10(ml/g)程度の分配係数に相当すると考えられた。粒子性Csの捕獲反応速度定数と同程度の10~10(ml/g・min)であった。両核種とも、反応速度定数に水流速依存性が明白に認められ、特にCoの脱離反応速度定数には大きな水流速依存性が認められた。